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インターバル

第九話〜第拾話
龍泉寺
【真那】
にゃ〜ッ!!いいトコに来たッ!!
龍泉寺の連中、ヒドいんやで?うちの事、ずっといじめんのや。
ずっと座らされてびしびし文字書けゆうて―――ヒドいやろ?
なァ?ここの文字、書いてくれへん?
代わりに書く 【真那】おおきにッ!!やっぱ、あんた・・・。優しゅうて、強うて、最高やなあ。
断る 【真那】
そないイケズいわんでも―――ほんのちょっと、手伝うてくれるだけでええのに。
あんたはうちの、うちの事―――嫌いになったんや〜!!
お手本を書く 【真那】
ホンマ?あんたが一緒にやってくれんなら、うち、もう少し出来るような気がするわ。
よっしゃ、キバるで!!
【梅月】
やあ。
僕は人にものを教えるという事をあまりした事が無かったんだが、最近は、そういうのも悪くないと思うようになったんだ。
君は人にものを教えるのは好きかい?
好き 【梅月】
ははは、そうだね。君ならそういうと思った。
こうして、自分の知っている過去の人々の考えを子供たちに、他の人々に伝える事ができる。
僕はそれを―――素晴らしい事だと思うようになったよ。
嫌い 【梅月】そうか。それは残念だ・・・。さて、僕は戻るとするか。それじゃ、失礼するよ。
相手による 【梅月】ははは、なるほど。確かにそれもそうだな。君はとても正直な人だね。
河原
【雄慶】
・・・・・・。・・・・・・。む―――?
よう。お主か。いつからそこに?いや、その気配に気づかなかった俺こそが未熟というべきか。
瞑想をしていたつもりが、いつの間にか考え事に没頭していたようだな。つまらぬ考え事というのはなかなか消えてはくれないものだ。
・・・・・・。ま、そういう時はこうして座禅に限る。なに、河原でやろうが道場でやろうが変わらんさ。
お主もやるか?
やる 【雄慶】
うむ。悩みや不安、欲望といった煩悩は、いともたやすく人を支配してしまう。
俺の中にもそういったものが山ほどある。
それらを打ち払うためにも、―――お前もそこに。
足は軽く組んで、手は―――そうだ。
いいか―――、心を落ち着けて―――、風の音と自らの呼気を合わせるのだ・・・。
やらない 【雄慶】
そうか・・・。それは羨ましい。お前がそんな境地に達していようとは―――。
やはり俺は修行が足りんな。
・・・・・。すまん。悪いが今は一人にしておいてくれ。俺はここでもう少し瞑想を続ける事にする。
それじゃあな―――。・・・・・・。・・・・・・。
吉原
【十郎太の声】どいた、どいたァ!!
【十郎太】
よおッ、こんなトコで何してるんだ?ははァ、さてはこれから吉原へ繰り出そうってんだろ?
俺かい?俺はまだ仕事が残ってんのさ。そうだ、ちょっと手伝ってみるか?
手伝う 【十郎太】
おッ、ありがたい事をいってくれるッ。でもよ、今のは冗談―――ってヤツにしといてくれ。
飛脚は俺の仕事なんだ。仕事ってヤツは自分でこなさないとなッ!!
おっと、それじゃあな。あばよッ!!
断る 【十郎太】
はは、冗談だって!!こいつは、俺の仕事だ。自分できっちりこなすのが、大切なのさ。
のろのろしてる訳にゃ行かないのが、この飛脚って商売だ。じゃ、あばよッ。
走り出す 【十郎太】
な、なにッ!!
おもしれェ。かけっこで俺と闘ろうたァ、見上げた度胸だッ。待てェーいッッッ!!
如月骨董品店
【涼浬】
あ―――。
今日は早めに、龍泉寺へ戻ろうと思っていました。丁度、出るところだったのです。
帰るついでに少し、町を見回って行こうかと思うのですが・・・、あなたは出歩くのならどちらの時間帯がお好きですか?
【涼浬】・・・そうですね。あなたにはきっと、日の光の下がよく似合う。・・・・・・。
【涼浬】
それは・・・意外です。あなたはきっと、日の光の下を選ぶと思っていたので・・・。
夜の闇も、あなたと共に歩くのならまた違った楽しみがある事でしょう。
どちらも好きではない 【涼浬】出歩くのはお嫌いですか?少し・・・意外でした。
【涼浬】それではそろそろ帰りましょう。あなたさえよければ、途中までご一緒に・・・。
蕎麦屋
蕎麦屋前
【屋台の主人】待ちやがれッ、この泥棒〜〜〜ッ!!
【京梧】なんだァ?今日はずいぶんと騒がしいな。よう。こんな時間にどうした?
見回り 【京梧】
おいおいッ、だったらさっさと行けって。あっちでまだ、何か騒いでるみたいだぜ?
ま―――あの足の速さじゃ、ちょっと出遅れた感じだがな。
じゃ、俺は今から蕎麦屋で飯だからよ。 じゃあな。
散歩 【京梧】
ははッ、お前も好きだねェ。いい風も吹いてる事だし、俺も飯食ったら河原にでも出るか。
じゃ、俺は今から蕎麦屋で飯だからよ。じゃあな。
夕飯 【京梧】
なら丁度良かった。一緒に食おうぜ―――、って、当然そこの蕎麦屋でだけどな。
へへへ、んじゃ、行こうぜ。
おう、邪魔するぜ―――。
【蕎麦屋の親父】へい、らっしゃい―――。
道場
【小鈴】
ねェねェ。さっき道で会ったおじさんから変な服を貰ったんだけど・・・せっかくだからキミに見て欲しいんだ。
いろいろあるんだけどどの服がいいかな?
ひらひらした服 【小鈴】うん、わかった。
【美里】あ・・・、あなたも来ていたの?うふふ、偶然ね。
【小鈴】あ、ねェ。せっかくだから藍も一緒にこの服着てみない?さっき、赤い服のおじさんがくれたんだ。
【美里】親切な方ね。
【小鈴】じゃあちょっと待っててね。

【小鈴】じゃァ〜ん!!
【美里】なんだかちょっと恥ずかしいわね。
切れ目の入った服 【小鈴】うん、わかった。
【美里】あ・・・、あなたも来ていたの?うふふ、偶然ね。
【小鈴】あ、ねェ。せっかくだから藍も一緒にこの服着てみない?さっき、赤い服のおじさんがくれたんだ。
【美里】親切な方ね。
【小鈴】じゃあちょっと待っててね。

【小鈴】じゃァ〜ん!!
【美里】なんだかちょっと恥ずかしいわ・・・。
【小鈴】どう?ボクたち似合ってるかな?
似合ってる 【小鈴】えへへ。ありがと。でも、やっぱりいつもの服の方が動きやすいよね。
【美里】そうね、胸が少し窮屈な感じがするわね・・・。
【小鈴】元の服に着替えてこよっと。
似合っていない 【小鈴】そうだね、やっぱりいつもの服の方が動きやすいよね。
【美里】そうね、胸が少し窮屈な感じがするわね・・・。
【小鈴】元の服に着替えてこよっと。
茶屋
【花音】
ふ〜ッ、疲れただあ〜。昨日の晩は武流さと十郎太さにビシビシしごかれてェ、なんだか一日中体が痛いのす〜。
身体鍛えるってのもええとは思うけど、仕事のあとにすんのはキツイんだなあ。ノドがからからだあ。
そうそう、こんな時におめさんならやっぱりあっついお茶、飲むがい?
飲む 【花音】
あははッ、おめさんもそう思うだか?おらも思うだよ。
汗をかいた後はあっつい茶を飲んで、身体の中から熱くするんだあ。
そうするとす〜ッとする。お腹の中からす〜ッとなぁ〜。
でもなんでなんだろ?熱い時にあっついお茶を飲んでんのにねえ。
飲まない 【花音】ひあ〜?何も飲まねえのがい?それども、何か別の飲みもんだが?
冷たいお茶を飲む 【花音】
冷たいお茶?そうだなあ、それもいいなあ。
ひんやり苦いお茶は身体全体に染みいるんだなあ、これが。
【花音】さあて、と。もう少し働けば休憩貰えるしな、おめさんはゆっくりしてってな。へば、さいなら〜。

【武流】
こ、こんにちは。奇遇ですね?おいらは親方の用事からの帰りでここを通ったんですが・・・。
そ、そうそう!!この峠から見る夕陽はとても素晴らしいですよね?燃え上がる大きな炎が、ゆっくりと沈んでいく―――。
おいらもいつか、あんな花火を作ってみたいです。できるでしょうか?

出来る 【武流】
あ、ありがとうございます。そ、そんな風にいってくれるのはあなたくらいのものです。
な、何だかやる気が出てきました。よ、よおし!!早速帰って火薬の調合を!!さ、さよなら!!
出来ない 【武流】そ、そうですよね。おいらにみんなをうならせるような―――そんな花火作りなんて、やっぱり無理なんだ。ううッ―――。
励ます 【武流】
あ、ありがとうございます。お、おいら―――こんなに優しい言葉をかけてもらったのは、どれくらいぶりだろう?
な、何かやる気が出てきました!!夕陽は無理でも、今、おいらの胸に燃えさかっているこの気持ちなら、表現できるかもしれません。
よ、よおし!!早速帰って火薬の調合を!!さ、さよなら!!